盆踊り中心の生活

盆踊りや祭りの体験記。身体で心で感じたことを綴っていきます。あぁ、明日はどこで踊ろうか。

心を揺さぶる日本のリズム

7月14日、佃島の念仏踊りに出かけたけれど、残念ながら雷雨の影響で中止に。と言うわけで急遽、すごく行きたかった大石始さんとケイコ・K・オオイシさんの新刊出版イベントに参加してきた。
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『ニッポンのマツリズム』は、お二人が日本中を周って面白い祭、奇妙な祭を取材し体験しまとめたもので、この本では13の祭や踊りが紹介されている。今回のイベントでは映像上映&解説をして下さり、今まで写真や文献でしか見たことのなかった祭や踊りの空気感や音、匂いまでもが伝わってきて、自然と身体が動いてしまった! 

日本のリズム。祭のリズム。厳かなリズム。荒々しいリズム。繋がり続けたリズム。形を変えたリズム。すべては人間の内側から生まれ、今も昔も私たちの心を揺さぶる “マツリズム” はすごいなと、またその魅力に取り憑かれてしまった。

今回、個人的に気になった祭は、ド迫力の動物と村人たちが何ともシュールな【鹿児島・市来の七夕踊】阿波踊りのルーツであり求愛の踊りでもある【熊本・牛深ハイヤ節】神々しい雰囲気とほぼフリースタイルな掛け合いの【奄美大島・アラセツ行事と八月踊り】
、、、と思ってたけどやっぱり全部気になる!

日本にはたくさん面白いものがあって、そしてそれを生みだし守り続ける日本人はさらに面白い!『ニッポンのマツリズム』ぜひ手に取って読んでみて欲しい。まだまだ知らないニッポンがそこにはあるはず。