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盆踊り中心の生活

盆踊りや祭りの体験記。身体で心で感じたことを綴っていきます。あぁ、明日はどこで踊ろうか。

白山の入り口は徹夜おどりへと続く【白鳥おどり①】

岐阜県郡上八幡をさらに北上したところに白鳥(しろとり)という町がある。(長良川鉄道を利用する場合は美濃白鳥駅下車)

そこに『白鳥おどり』という徹夜で踊る盆踊りがある。その踊りはどうやら、郡上おどりよりもテンポが早く、激しいらしい。

 

これは行くしかないでしょう!!!

 

今回『徹夜盆踊りの旅 2016』と題して、前日には郡上おどりを徹夜で踊っていた。2日連続徹夜で踊るのは初めてだったので、ワタシにとっても未知の領域だ。前日の疲れを少々残しつつ、白鳥に向かう。

 

夕方、美濃白鳥駅に到着した。

 

人が、、、いない。

「あれ、今日盆踊りやるんだよ、、ね?」

少し不安になる。

こんなこと言ったら大変失礼なのだが、ここで徹夜おどりがあるとは思えないほどの、何もない田舎町だ。町を歩いてみても、駄菓子屋や履物屋、定食屋などが何件かある程度で、正直言って活気は、、あまりない。

ここで徹夜おどりがあるのか。

うーん、ますます興味が湧いてきた!!

 

 

郡上八幡と白鳥町は同じ郡上市ではあるが、町の成り立ちが全くちがう。郡上八幡は城下町として栄えてきた。古くから政治や商業の中心地であり、今も市役所や県の出先機関がここに置かれている。一方、白鳥町は白山信仰の地として栄えてきた。そう、ここは霊峰・白山への入り口なのである。その昔は修験者や参拝者などがたくさん往来していたそう。

 

実はワタシも、踊り会場に向かう前に長滝白山神社に参拝していた。この神社がまた素晴らしかった。参道に立ち並ぶ立派な木々達を見た瞬間に鳥肌がブアァっと立った。お盆真っ盛りにもかかわらずひんやりとしていて、気付けば神聖な空気に包まれていた。 

少し歩くと目の前に大きな拝殿が静かに佇んでいた。その泰然自若とした姿に圧倒される。

中央には立派な切子燈籠が飾られていて、毎年7月にこの場所で白鳥拝殿おどり発祥祭が行われるそう。この場所で人々がひしめき合いながら踊っているのを想像して、今度は是非その様子を目に焼き付けたいと思った。

 

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ひと通り参拝を済ますと、先ほどまで隠れていた太陽が雲の切れ間から顔を出した。拝殿とワタシに太陽の光が降り注ぐ。あまりに気持ち良くて、目をつぶって手を広げ、その暖かさと有り難さを身体中で感じた。なんかいい予感がする。

 

 

小さな商店街の真ん中に櫓が用意され、徐々に祭りの準備が始まっていた。「白鳥おどりは激しいらしい」という噂に少しビビって、郡上おどりの高下駄ではキツイかもと思い、町の履物屋さんで低めの下駄を購入。(地元のみなさんは高下駄で踊っていた!)

 

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浴衣に着替え、定食屋さんでカツ丼を喰らう。

徹夜おどりに勝つ!

(なにと戦っているのか、、)

 

準備は万端。

日も暮れいつの間にか人々が増えていて、町がようやく祭りらしい雰囲気に包まれた。

 

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つづく。

 

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